誰も見ていないと思っていたら地味にカウントが進む件について

まずは近況。

最近観た映画

「アリスインワンダーランド」を観たが、不思議の国のアリスに関する知識よりも皆川亮二のアームズ知識ばかりが先行して集中できずに終わった。その後、口直しに観た「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」があまりに面白くてアリスの印象が脳内からドンドン薄れていった。だって“ウルトラマンVSエヴァ初号機”なんて面白くないわけが無い! ウルトラマンゼロの声がどこかで聞いた事があるなぁ、どこだっけ?と首を捻りながらスタッフロールを眺めていたら「エルプサイコングルゥ」の人でした。ベリアルが宮迫さんだとはスタッフロール観るまでは本当に気づかなかった。ちょっと発音の悪い知らない声優だと思っていた。意外だけどそれを知った後は納得。
仕事場の先輩から勧められた小栗旬初監督映画「シュアリーサムデー」を観る。ストーリーにご都合主義が見えて初監督らしいやりたい事をてんこ盛りにした結果、ドタバタ感が溢れていたが、とても良い映画だった。あの脚本を使って出演者を女性にして京アニに「劇場版けいおん!」を描かせたらきっと大ヒットするだろうなぁ。としばし妄想してしまった。バンド物かと思いきや青春物。「音楽が特に良い」と上映中に音楽が鳴るたびに何度も感動してスタッフロールにて音楽担当のスタッフをチェックして後でその音楽家のCDなり略歴なりを調べようと思ってスタッフロールを眺めていたら「音楽:菅野よう子」の文字に俺の音楽観って心底あの人によって作られていると完璧に調教された自分に涙が出た。菅野よう子CDなんて一杯持っているよ……。

特技「好きな事には一生懸命」

今後、空でトルゥーデに逢っても粗相のないようにストパンに関する知識をうわばみのようにそこら中から収集しては咀嚼している現在ですが。その流れで見つけた記事。《『ストライクウィッチーズ』を萌えアニメだと思っていませんか?・・ストパン世界設定の説明会に行ったスレ民によるレポ

  • OVAが爆死→鈴木氏逃亡(軍事考証・脚本の人)
  • タイトルを考え中のスタッフの前に角川から「四文字が流行っているから『ばとぷり』で行け」と言われるがスタッフ総無視してストライクウィッチーズに決まる。
  • DVD特典を考え中のスタッフに、角川から「3000本しか売れない作品」とバカにされる。角川の偉い人は「15000本売れる」と豪語し特典に100Pブックレットを推す。結果、各巻20000本売れる。
  • 監督は製作会社AICに週六で泊り込み奮闘中。床で寝ているらしい。

とてつもなく紆余曲折の結果にこの二期があると思うと胸が熱くなるな……。一期のBD−BOX買ってスタッフを労わないといけないような気がする。いや、買おう!!


追記。

今日が終戦記念日だとさっき気づいたと言う事は、俺はとても幸せ者であり痴れ者である。
65年前に天皇陛下より終戦宣言がなされ、65年後の俺はストライクウィッチーズ2を観ていた。
思えば、もっさん*1とババアことミーナさんが劇中「もしネウロイが現れていなかったら、あの人たち(上官)今頃は人間同士で戦い合っているのかもね」「さながら世界大戦だな」とネウロイ無き世界を想像し、冗談交じりで語るシーンがある。
登場するウィッチは世界大戦で活躍した名パイロットがモデルとなっている。
ストライクウィッチーズの史実に基づく部分が今日ほど胸に刺さる日はないだろう。
やはり、そんな日に萌えアニメを見て泣ける俺は幸せなのかもしれない。


以下第六話の感想。(テンション高め)

*1:坂本美緒の愛称