宇宙ショーへようこそ


倉田てんてー!!(うめてんてー風に)
伊勢崎で宇宙ショーへようこそが上映しているなんて知らなかったから急いで観てきた。


あらすじ:夏休み合宿で学校に集まった小学生5人がケガをした犬型宇宙人ポチを助けた事により、ポチの恩返しで宇宙旅行に出かける事になる。


感想(ネタバレ・グチ含む):
えーと、俺は倉田英之先生が大好きだ!
これだけは断言してから書く。ずるいけど。
簡単な感想は「銀河ヒッチハイク・ガイドと劇場版のクレヨンしんちゃんを混ぜた話」
いや、いい映画なんだけど慈善事業で映画やっているわけじゃないから外成×倉田作品としては随分大衆向けで、俺のような心が120度曲がった人間からするとあっさりしすぎていて楽しみがなかっただけなんだ。でもね、周が捕まってみんなが救いにいくシーンまでは「これ最高やね。パンフ買おう」って、涙流しながら思っていたんだけど。その後の展開が「これって『劇場版クレヨンしんちゃん』っぽくね」って思ったら、もう冷め切ってしまって……。俺が悪いんだ。この捻くれた脳みそが悪いんだ。誰か脳洗浄してくれ!!
だって、敵の行動理念が『嫉妬』なんだもん。俺は脚本が倉田英之だから、敵の目的は“利己的な管理社会の構築を面目に正義を押し通す
”RODのジョーカーやガン×ソードの鉤爪の男みたいな奴かと思ったら、ポチに裏切られたと勘違いしている元同僚って……つまんないよ。それに主人公が5人+一匹いて4人+一匹はそれなりに成長しているのに倫子が何を得たのかよう分からん。というか倫子必要だったの?
グチはもう書きたくないのでここで総括。
おもしろかったけど、俺が濃く曲がったモノを期待した為にあっさりしすぎていて肩透かしを食らった。作画は凄いよ!作画厨ってよばれても甘んじて受けるくらい。


サマーウォーズとどっちがおもしろい?」って聞かれたら答えたくないけどサマーウォーズの方がよかったなぁ。