ストライクウィッチーズ2 第十話『500 Overs』

あらすじ:潜水艦によって送り込んだ二人のウィッチでマルタ島に巣食う拠点型ネウロイを叩く計画が立案される。ミーナは担当をハルトマンとバルクホルンに決めるのだが上層部の意向によりアフリカにいたウィッチが参加することになり……。


感想:
今回も三度観た!
金曜の夜、野球で延長した結果、朝の4時に放送されたBS日テレ
エコノミー画質の土曜の昼間。
高画質の土曜の深夜。
金曜の夜、つまりは初見の感想は一言だった。
「トゥルーデをバカにしたマルセイユまじでムカツク!」
怒り狂って枕を数度殴った。
しかし、27年も生きているので頭ごなしに怒るのは芸が無いと思い、まずマルセイユを知ろうとマルセイユや元の人を調べた。*1
そして、元の人もそうゆう傍若無人キャラで問題児だった事を知る。また、マルセイユの能力や半生、アフリカにおけるウィッチとネウロイの死闘を知る。*2
眠かったので6時に寝る。
土曜の昼、第二回放送を今朝調べた事を頭に叩き込んで視聴。
マルセイユって別に嫌なキャラじゃなくて、修学旅行で舞い上がっている高校生みたいなテンションなんじゃね。それも旅行先で昔の友達に会ってカッコいい所見せようと息巻いているだけじゃ……」
ちょっと、マルセイユを許している俺がいた。
マルセイユを許すと、今度は「アフリカの魔女」を知らないアニメ派には中々理解が得られないマルセイユをどう表現すべきだったか、について考えた。
まず、OP前ににアフリカでマルセイユが戦っているシーンを入れるべきだ。出来れば、ネウロイの攻撃によって命の危機に瀕している人間をマルセイユが救う等のマルセイユがアフリカの人と大地を大事に思っているシーンがあればなお良し。助けた人間の「あの、サインください」に「サインはしない主義なんだ」を入れれば後々の展開にも効果的。
または、最初のもっさん烈風斬のシーンは次回の伏線なのだが、この際カットして戦闘中、ネウロイの強襲にピンチの501の誰か(宮藤辺り)を颯爽と助ける。(ここではあえてキャラを顔を画面に見せないで後姿や影を使い視聴者をワクテカさせる)バルクホルンorミーナ「お前は?(あなたは?)」OPに移行。OP後に、宮藤「へー(あの、あまり興味がなさそうな適当な相槌)マルセイユさんって凄い魔女……(マルセイユの説明)」のセリフを流しつつ、誇らしげなマルセイユの絵を下から上へ写す。
とにかく、マルセイユは性格にも行動にも問題がありすぎるから、序盤に好感度の上がるシーンを入れんと、ストイックなキャラなのに単なるワガママキャラに成り下がってしまう。
劇中では、最後にミーナにサイン入りブロマイドを渡しているけど。あれも結局はミーナと横にいるもっさん、ブロマイドが届いたクリスの三人の好感度しか上がらず、俺のようなバルクホルンファンはなんだか踏んだり蹴ったりな回だったと思うしかない。(まぁ、クリスがブロマイドが届いた事を手紙に書いてお姉ちゃんが知ったり、ミーナさんが教ええたりすればバルクホルンも救われるだろうが。そこら辺は描写されない、もはや妄想の域だ)
そこでオレ的な最後の展開はコレ!
飛行機に乗るマルセイユと見送るミーナ&もっさん。
もっさん「もう行くのか?」マルセイユ「雑誌の取材が入っていて」
(ここら辺はオリジナル通り。)
飛行機のエンジンが動きエンジン音が響く。
マルセイユ(思い出したような演技をして)ポケットから何かをミーナに差し出す。(ここでは差し出したモノを画面に見せない)
ミーナ「え?」
マルセイユ「(口パク)……(エンジン音で視聴者は何も聞こえず)」
飛行機出発。
場面が変わりバルクホルン&ハルトマンの部屋。
ハルトマンが部屋を掃除中。
驚くバルクホルン「おい、どうした」しょんぼりハルトマン「ブロマイドにサイン貰えなかった……」バルクホルン「気にスンナ」(ここら辺もオリジナルと同じ)
ドアをノック。
振り返るバルクホルンの前にミーナ。
ミーナ「マルセイユから」
サイン入りブロマイドを受け取るバルクホルン「あいつ………」
ハルトマン「やーめた」


これだ!!
これこそスト魔女2にて俺が散々言って来た「王道の展開」でしょ。これならバルクホルンも良い気持ちで終わる=バルクホルンファンも満足でしょ!
これを煮詰めてエイラが「アッチデヤレ」以外のセリフを喋るシーンも追加して、サーニャが「キャ」以外の言葉も喋るシーンを入れて、風呂場シーンをもっと長くして佐伯昭志さんが描いた神話6話を越える神回を作るよ!!
おっしゃ、脚本家妖精養成学校はどこじゃー!!



まぁ、バカはここまでにしておいて、


深夜に観た三度目の視聴。
「まるちゃん*3って、可愛いな。『未来予知・空間認識・魔弾』というチート級の複合能力の持ち主&元の人補正があるんだから、ハルトマンに関わらずとも最強だろうに……。ハルトマンとへの関わり方が叱って欲しい子供がわざと親の前で悪ふざけするみたいだな。親の前で……。そうか、まるちゃんはエーリカに母性を求めているんだ! なんかエロイ」と暴走してました。「マルセイユ×エーリカは最高だな。ご飯三杯はいける!納豆でもいける!!」と視聴後に反芻。
良い回だった。(ここまで書いておいて、それを言うのかい!!)




余談1.
視聴前、今回は燃え回だと予想して、脚本家が佐伯さんだったらいいな。佐伯さんだったら絵コンテから演出までやってくれて最高だろうなぁ。鈴木貴昭さん&股間督のエーリカ回も観てみたい。まぁ、前回(9話)が浦畑さんだったから連続はあるまい。と思っていたら浦畑さんだった。いや、浦畑さんのギャグ回は大好きですよ!!


余談2.
十話ってペリーヌさん居た?
風邪で欠席じゃなかった?


ペリーヌさんもっと出せよぉ、
2期の裏メインであるペリーヌさん省くなよぉ〜。


余談3.
10話にして新キャラの登場に、「後半で新キャラが登場する場合、大抵、真の敵フラグ」が頭を過ぎり。マルセイユさんの胸元からネウロイ核が現われてネウ子に変身する事を予想したがそんなことは無かったぜ!


余談4.
次回予告でもっさんに死亡フラグが立っていた。一期から何度も立っていたがなんだかんだで死ななかったので次回も死ぬまい。*4
残り二話で、次回がもっさんの回ということは、最終回はリーネ回ということですね。
こりゃ祭になるぞ!!

*1:朝の5時に

*2:ここら辺は、半公式同人誌「アフリカの魔女」を読みたかったが朝の5時に同人誌を売っている店を知らなかった

*3:マルセイユの愛称:フミカネ氏

*4:鈴木さんが講演で「死亡・欝は無し」と言っておりましたし