ストライクウィッチーズ2 第十一話『私であるために』

感想とは全然関係ない話から始まるけど、一年前のブログを読んでいたら一年前の俺は『大正野球娘。』に大変ご熱心だったよ。何が言いたいかといえば、一年前とあまり変わっていないって事さ。

あらすじ:戦艦大和を使ったヴェネチア上空に存在するネウロイの巣を砕くプロジェクトマウスが発令され大和の護衛を使わされたストライクウィッチーズ。作戦の成功を願う彼女達の中で坂本美緒だけ己の魔法力の低下に悩んでいた。


感想:
ここまで観てきて今更というか散々言って来たけど、
股間督は本当にトップをねらえ!好きだな!」
好きというかパクリ過ぎだろ。大和艦長の「追いつめられた人間の恐ろしさをやつらに思い知らせてやれ」や「ネウロイ化した大和は無敵だ!(炎となったガンバスターは無敵だ)」等のセリフもそうだけど。今回なんて作戦自体はトップをねらえ!の6話でもっさんのくだりはトップをねらえ2!ラルクじゃん。
いや、もちろんスト魔女らしさは失われていない出来なんだけど。
こう11話の作戦まで観て思った事は、結局第二期もネウロイの謎や宮藤博士の生死、は一切分からないままだった。もちろん、このフラグ未回収は劇場版なり第三期が確定したという未発表の事実があるゆえの余裕なのかもしれないけど。第一期もあんな感じでいろんな伏線を放り投げたまま終わったので最終回で謎が解けるとは思っていませんが、どうなん? 燃えで終わるのはいいけど、どうなん?
こんな糞虫の不安はさておいて、11話の感想。
「ここは戦場だ!足手まといは国に帰れ!(うろ覚え)」と一期で宮藤に激を飛ばした死にたがりのバルクホルンが501解散に反論して、綾波から積極性を抜いたキャラでお馴染みのサーニャが「ようは勝てばええんやろ?(うろ覚え)」と超ポジティブな言葉を吐いた。あのシーンでみんなの成長が見えておじさん涙が止まらなかったよ。第一期で協調性の文字が徹夜明けの朝日ぐらい霞んでみえたあの501がこんなに立派になるなんて。
そんな501が頑張る中、大和艦長が死亡フラグを立てまくり、案の定に大和の魔道ダイナモが止まる。
特攻するもっさんを観た時、きっと最後は宮藤がなんだかんだで真・烈風斬をぶちかましネウロイの巣を叩くのだろうなぁと予感した。
その予感を元に自分なりに最終話を予測して書いてみた。
1案
敵の猛攻によってストライカーの大破を引き換えに大和に乗り込むもっさん。
コアコントロールシステムに魔力を送り込もうとするが魔力を年齢により体内にて精製出来ない。
もっさん「く、くそぉ……」
場面が変わり、赤城甲板。
もっさんを助ける為に急いで飛び立つ宮藤。
インカムにより聞こえる館長の「無茶だ。この作戦は失敗した直ちに帰還せよ」との帰還命令を無視。
「宮藤を制止させる」という名目でと後を追う他のメンバー。
リーネ「よしかちゃん……(宮藤を止めるのではなく宮藤が危機に向かう姿を案じて)」
バルクホルン「宮藤よせ、死にに行く気か?」
宮藤「死にません。誰も、私達は11人で帰るんです! だから、行かせて下さい!」
ハルトマン「そっか、それじゃ……ミーナ!」
ミーナ「みんな、宮藤さんの護衛に回って 宮藤さん、必ず坂本少佐を連れて帰ってくるのよ」
エイラ・ルッキーニ等、他のメンバー笑顔。
宮藤「はい!」
加速する宮藤。敵のビームを避け大和の甲板に辿り着く。そこには烈風丸を引き抜くボロボロのもっさんがいる。
宮藤「坂本さん!」
もっさん「宮藤、どうしてここに? まぁ、いい。私はこの烈風丸に残った最後の魔力を使ってコアコントロールシステムを再稼動させる。ここは危険だ速く退避しろ」
宮藤「それじゃ坂本さんは……」
もっさん「私はこんな様だ。ストライカーユニットも壊れ、加齢によって魔力も無い。もう私はお前達と一緒に空は飛べないんだ」
宮藤「そ、そんな」
二人の前をでネウロイのピームが横切り、大和のコアコントロールシステムが在る船橋が砕かれる。
もっさん「そんな、たったひとつの希望が……私はもはや何も出来ないのか……」がっくり
宮藤「まだです!まだ諦めちゃダメです。坂本さん、私に烈風斬を教えてください」
もっさん「何を言っているんだ! そんな簡単に習得できる技じゃないんだぞ!」
宮藤「なら、一緒に」
もんさんは宮藤に担がれながら上空に、第二話のように上空から二人で烈風丸を握って、烈風斬。
ネウロイの巣が壊れる。
もっさん「これが真・烈風斬…」
みんな集まってハッピーエンド。


2案
大和の甲板にて烈風丸を引っこ抜くもっさん。
空間認識でもっさんの異変に気づくミーナ。
ミーナ「坂本少佐から魔力が溢れている……そんな、まさか。烈風丸を使って命を対価に魔力を……美緒やめて!このままじゃあなたの命が!!」
もっさん「どうせ、私はもうお前達と同じように空は飛べない。なら、いっそ……烈風斬!」
そこに現われる宮藤シールドを張ってもっさんが放った烈風斬を打ち消す。
もっさん「何をするんだ宮藤! お前自分のやっていることが分かっているのか?」
宮藤「分かっていますよ! 分かっていないのは坂本さんの方じゃないですか!!」
もっさん「うるさい! ここままでは私達の負けなんだ! ウイッチに不可能が生まれてしまうんだ」
もっさん烈風斬を連発。それを防ぐ宮藤。
宮藤「私は坂本さんがいない勝利なんていらないです」
もっさん「うるさい、うるさい!そこをどけ!!」
そこで烈風斬を連発した反動から膝を突くもっさん。
宮藤「私が真・烈風斬でネウロイの巣を砕きます」
もっさん「お前が?!そんな事不可能だ」
宮藤「ウィッチに不可能なんてありません!!」
風丸を手に飛び立つ宮藤。
日本刀を手に戸惑う宮藤にインカムからもっさんの烈風斬を打つ為のレクチャーが入り、なんだかんだで真・烈風斬でネウロイの巣を真っ二つにする宮藤END。
(トップ2!の地球をぶつけて宇宙怪獣を倒そうとするラルフとそれを止めるノノ辺りをインスパイアした終わり)



たぶん違うんだろうなぁ……。
来週が楽しみであり、終わりかと思うと悲しくもある。



余談1.
アイマスがあんな風になって明日はわが身とスト魔女スレにも不安を囁く人がいたけど、このアニメってフミカネ×鈴木貴昭×股間督の三権分立というか、マギシステムみたいな状態がトップだから暴走はしないんだろうなぁ……。


余談2.
仮に第三期や劇場版・OVAなどの続編が作られた場合、もっさんはどうするんだろう。巷で囁かれているように501はもう限界だから502で行こう!とか、他の航空団になるのかなぁ。菅野直とかニパは観たいけど……501が出ないのは勿体無いなぁ。そこら辺がやはり続編を作るうえで難しいのだろう。


余談3.
ともかく、ブルーレイを買えば続編が出来ると知ったので、ブルーレイを第三巻までアマゾンで予約したぜ!