月に囚われた男

あらすじ:近未来の世界。サム・ベルはエネルギー採掘のために月の基地へ3年間派遣される。通信衛星の故障のために地球との通信は録画データのやり取りを行うのみ、話し相手は人工知能を持ったロボットが一台あるだけという孤独な環境だった。契約満了まで残りわずかとなったある日、自分と同じ姿の男が現われる。


感想:
「CUBE」「メメント」なんかと同じ低予算ながら良く出来た映画。
人工知能を持ったロボット「ガーディ」のサムへの優しさ。三年の人気を終えかけたサムと現われたサムの確執からの団結がよかった。互いに「お前は俺だから出来る。あきらめんな」って言い合って励まし合っている姿は最高だったよ。
それゆえに、淡々とした映画なんだけど最後まで淡々としすぎていて盛り上がりが欲しかった。鑑賞後ちょっと物足りない感でてしまった。