SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜第一話『甲の回(魔弾の射手!!)』

あらすじ:SITの隊長を務めていた瀬文は、外国人犯罪グループとの銃撃戦中に突如仲間に銃口を向けられ発砲される。しかし、弾丸は瀬文に当たらず発砲した仲間に向かって飛んでいく。弾丸を受けて倒れる部下を前に瀬文は唖然とする。後日、瀬文の証言は無視され、瀬文は部下の銃を使って部下を撃ち殺そうとした疑惑が掛けられ、警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係に左遷される。そこでIQ201を持ちながら性格に問題がある当麻に出会う。


感想:
11年前に放送していた「ケイゾク」のスタッフが再集結して、「ケイゾク2」として当初作られていた作品の第一話。
11年前にケイゾクに嵌って、中谷美紀の美しさに惚れ惚れしていた小生はケイゾク2の発表に小躍りして喜んだのですが。これをケイゾクの続編として観るのは辛いです。でも、ケイゾクとはあまり関係ない同じ世界観を共有した作品としたら面白いです。
サスペンスやミステリーではなく、トリックのある超能力バトルモノとしてみれば。
だって、第一話なんてケイゾクファンはいつ柴田の代わりである当麻(戸田恵梨香)が「あのー犯人分かっちゃったんですけど……」言うかワクワクしていたら書道で「犯人は……」とかやりだした時に、去年やっていた菅野美穂主演のキイナを思い出しながら「清涼院流水のJDCに出てくるトンデモ探偵かよ!!」って思いましてん。
後はアレだね、堤幸彦の匂いのするドラマではもう使い古された「予言者」の登場に若干飽きました。それで予言のトリックを暴く事が今回の事件だと思っていたら、身体能力特化型秘書とか、最後にはヘルシングシュレディンガー准尉の登場で何がなんだか。


とにかく総括、
ケイゾクとどう繋がるのか、それとも繋がらないのか?
朝倉は出てくるのか?
朝倉は当麻の持論である「残り90%を使ったSPECを持った人間」だったのか?
柴田&真山には誰も触れないで終わるのか?
それとも二人が登場?


そこら辺を注目して後は瀬文と当麻の関係や瀬文のあの体験。当麻が何故あんな持論を持つようになったのか?などなど事件の解決とかはあんまり考えないで観ようぜ!!