攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D

あらすじ:TVシリーズ攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」から2年後、草薙素子が公安9課を去り、公安9課はトグサを隊長にゴーストハッカー傀儡廻」に挑む。


感想:
作品自体は、2006年に公開されたモノですのでストーリーは割愛。3Dになったことによって義体化した人間視点のFPSみたいな一人称画面(課長との通信とか)においてのインターフェイスが凄くよかった。それ以外は、やはり3Dを前提とした作品でなかったので驚くような演出はなかったけど。
劇前に流れた『タチコマな日々』と東のエデンの後日談を催したドコモの長編CM「Xi AVANT(クロッシイ・アバン)」が面白かった。
ただ、やはりTVシリーズを視聴済みの人間を対象に作った作品なので、もし興味が出た方はTVシリーズを見た上で劇場に足を運んでもらいたい。ダイジェストなり世界観の紹介が最初にあってもいい思ったが、物語だけで2時間。TVシリーズを10分やそこらで内容が初心者に伝わる編を行うのはまず無理だな。
映画自体とは関係ないが、席に座り始まるまでボーっとしていたら、横の女子二人組が「ねぇネタバレしていい?」に対して「何度も見て知っとるわ」には、俺も納得して笑った。
でも、始まる前までずっと押井守のゴーストインザシェルだと思っていたがね。