今年の終わりにっ!!

今年も終盤だからと、今年を総括したブログを上げようとこの一年を脳内で振り返ったが、「あーまず地震だよな……」から始まり、「ジャイアントロボ観てたな……」、「映画を観た。いろんな……」と曖昧になり「フリンジ3が最高のラストだった」と一気に先月の記憶に飛んで、「さっき観たリアルスティールは面白かった。あのCMは糞だが」と一時間前の記憶に辿り着き終了したので。もう総括できるような今年の記憶も記録も在らず総括はやめました。
ツイッターをメモ帳代わりにすればいろいろと捗るぞ!」とツイッターにいろんな事を書き込んだのですが、約2000ツイートを読み返し、愚痴やしょうも無い呟きを取り除くのは意外と面倒くさい事実に直面してツイッターよりも紙のメモ帳に書いたほうが良かった。はたまた日記やブログを毎日つけていればよかったと思いましたよ。

アニメの話。

録画を何度も忘れるので、ニコニコ動画での公式配信にて放送を追っている現状ですので、先週が世界が絶賛したあの「千早回」でした。視聴済みの方々が「あれは泣いた」「千早ファンでよかった」「はるちは最高!!」と申されておりましたので、世間が右向きゃ意地でも左に進む天邪鬼のワタクシは「そう言っても、おれは泣かないよ!内容が酷ければ酷評も暴言も吐くよ」と気構えて視聴したのですが、こう前記すれば、もう答えは書いたようなものですが…そりゃ完敗ですよ。いやもう“乾杯”とも取れる出来でしたよ。思えば、新OPのワンシーンの千早の後ろでチビ千早が無邪気に歌うシーンを観るだけで、千早の過去を思い出し涙目になっていたワタクシがあんな回を観て平然としていられる訳が無い!いやぁ本当に春香さんすげぇや。世の中でこんなに鬱病知名度が高まっている現在にあんなに土足で傷を抉る春香さんすげぇや、そしてその後熱血を発動する春香さんマジすげぇや。

ベン・トーって面白いよね」って女の子のアイコンで呟くだけで集英社から数億円が転がり込んでくる生活をしている者なので、まぁここでベン・トーの感想を書けば数兆!いやいや数京!!大○製紙の御曹司がギャンブルにつぎ込んだ位の巨額がワタクシのスイス銀行口座に振り込まれる事でしょう。どうでもいい製紙会社は伏字にして賄賂先の集英社はそのままってどうなんでしょうね。いろんな偉い人が「ネット上では自分の思いを気軽に書き込めるので、一度書き込む前に冷静になって内容が誰かを侮辱しないか・法に触れないかと考えてから書き込むようにしましょう」とネットマナーが囁かれている時代に、こうも嘘を付くってどうなんでしょうね。
おっと、話が逸れた。逸れたってよりも出発しらしていなかった。
アニマス*1の如く、ベン・トーニコニコ動画での配信を頼みに観ているので、ワタクシの感想は先輩の首と腕が変な方向に曲がって「うわ、こいつ死んでる」ってギャラリーと視聴者が暗い気持ちになっている舞台で高々に「あたいらベテラン声優を舐めんな!この中堅声優どもが!!特に某バンドメンバーのお前!国民を持たずとも呼べば叫ぶ、数万の一騎当千のつわものを従えるワタシを……うんぬんかんぬん」と勝利宣言するオルトロスまでです。
閃乱カグラで「うわっ…私の年収、低すぎ…?、もとい、うわっ…私って金髪巨乳女が好き……?」と何かに目覚めてしまったので著莪ファンのわたくしとしては、なんかもう著莪の報われなさにションボリですよ。残すところ、あと二話じゃオルトロス編で放送終了というあらすじは見えている訳で。著莪報われないなぁ。アニマスでは美希はあんなに報われているというに。
後は、一話より世界観と設定が完璧に面白いのに、それを活かしきれていない内容にも不満が。
ゆるゆりの二期が決まったり、思えば今期はイカ娘の二期が放送していたりと世の中何が起こるかわからない世界なので、二期を期待しつつ残り二話に期待したいと思います。

ゲームの話

  • スカイリム

「川べりを歩いていたーら♪山賊に通行料払えと言われたよ♪だから、払ってみ〜なごろ〜し♪」
とわたくしが旅行記を基に作ったスカイリムの歌から書きはじめます。本編そっちのけに野山を走りまわし、出くわした巨人にチョッカイを出しては大空へと舞い上がりロード&最新セーブへリターンな日々。序盤はダンジョンに点在する鍵の掛かった宝箱と深夜の民家へのピッキングでレベルを上げ、カジートとという猫顔の種族でプレイしているんですが。すっかり泥棒猫ですよ!
まぁ、文章では伝わらないと思いますが、さっきドヤ顔を決めました。
それにしても自由。なんでも出来るの。王様と家来が「ドラゴンがクルだと!?」「王様このような風体の者の申す戯言など……」なんて真面目な会話をしている時に、ひまだなぁって、王様の後ろに回ってしゃがんだら臣下の者に「お主何をやっている!?まさか盗みを!?」って注意されちゃうくらい自由。
凄く面白いんだけど、ワタクシの部屋って本で埋まっているのね。それも、安い漫画本から糞高いアメコミや買った覚えの無いネクロノミコンや黄衣の王、中学時代に各々の中二病がぎっしり詰まった文集とかいろいろ。そんないろいろワタクシ的には大事にしたい本ばかりなので部屋では暖房を炊きたくないのね。もしよ、もし暖房器具が暴走して部屋の書籍が燃えたら一大事でしょ。だから部屋には暖房器具が無い。ある意味暖房器具的能力を発する物として初期のPS3があるんだけど「悪いなのび太、このスカイリム三人乗りなんだ。そんで箱○でしか動かないんだ」って事でPS3は使わず。
ようは、何が言いたいかというと、雪山の描写を見ながら糞寒い部屋でスカイリムをプレイする事は視覚的効果と体温の低下で死に掛けるって事。なのでスカイリム楽しいんだけどなかなかプレイ出来ていないの残念。

そんな先日部屋を掃除していたらベッドの下から白熊の親子が出てきた極寒のマイルーム。では、まいるーので!(二度目のドヤ顔ポイント)
居間のコタツに潜りながらMH3Gをポチポチ進めてました。
面白いというか、クエストの数が多すぎてもう呆れるよね。例えるならどっかの観光名所にある何千段もある階段の一段目を上がったときに見える光景。延々と階段が目の前に積み上げられていてそれを登っていかないとゴールに辿り着けない、今後の日々の辛さを軽く想像出来るあの絶望感。
セーブ中に「SDカードにセーブしています」って文字が出るたびに「きっとMH4への引継ぎ要素あるんだろうなぁ」って邪推してしまいます。ただのすれ違い通信用の情報書きかもしれませんが。


映画の話。

劇場版けいおんを観てきた。
凄く素晴らしかったので何回も観てフィルムをゲットしたい。





とファンの方々へのおべっかはここまでにして。ここまでって言っても一言しか書いていないけど。
実際の感想(もちろん嘘だよ)。TVシリーズけいおんを数話観ただけのワタクシとしては、ちょっとキツイものがあったよ。内容は上手く纏まっていてそれなりに観れるんだけど。けいおんファンへの作品であってけいおんファン以外の人にはかなり厳しい。2時間くらいあるのにキャラの掘り下げとか先輩と後輩との関係の説明というか親密さを表すようなモノがないし。ようはTVシリーズの続きのTVSPみたいな内容でこれを映画で観るほどの価値があったのか非常に険しい気持ちになった。なんだろうな、越えるべき障害が無い。アクション映画で言う悪役。けいおん!だから悪役なんていなくていいと思うし、いた方がおかしいんだけど。約2時間を通して彼女らがなんかしか成長したなっていう変化が読み取れず、ただ「おしまい」言われても、こっちはポカーンでしたよ。卒業をテーマに成長を描くのかと思ったら、先輩4人は同じ大学に進学とか、彼女らの卒業って何よ。高校編から大学編に移って、数年経てばあの後輩が入学していて元通りってどうなん。ニワカファンだから望むんだけど、もっとこうバラバラになってほしかった。
まぁ、けいおん!にそうゆうのを望むなって話ですよね。
お前は蛸壺屋けいおん!ファンだから死ねって事でしょ。
そうですよねー。

素敵な金縛り

三谷ドラマは好きなんだけど三谷映画は嫌い。
今作も前作のノリがあまり好きじゃなかったので乗り気じゃなかったが。何事も試しだ、と観てきたがやはり好きになれない。
「証人が幽霊だからその幽霊を法廷に持ってきて証言する」という予告を観て、こりゃ面白い法廷劇が観れる。と期待したら幽霊を法廷に持って行き、幽霊の存在を証明するくだりがあまりにさらっとしていて、後半の感動話がどうも……。あと法廷劇を期待していたから、殆ど法廷という狭いセット作られているのかと思ったら、野外ロケとかあってなんかもう……。主要人物が少ないくせに脇役に大物声優が登場していたりと。
オチというか、犯行の真実も「そんなトリックいらねーよ!!!」出し、その後の大物アイドル登場も「そんな感動いらねーよ!!」だったなぁ。阿部寛にシナモンぶつければ阿部寛も幽霊見れたんじゃねーの。

リアル・スティール

数時間前に観てきた。
今年はけいおん→素敵な金縛りのコンボで、もう映画に対して今年は悪い流れで終わりだと、これでダメならもう映画なんぞ午後ローと映画天国と金曜ロードショウと日曜洋画劇場だけですまそう。脱線するが水曜シアターナイトっていつの間に二時間サスペンスになってしまったよね。24に逃げたのがダメだったのだと思うが。
閑話休題
リアル・スティールの感想。一言でいうと良かった。長く話すと、
序盤、夜の風力発電の大きな風車が回る間に通された田んぼ道を進むトラック。トラックは煌びやかな遊園地の横を通り、遊園地内に設置された360度回るバイキングのような遊具を映す。
ここだけで面白い映画に成ると実感した。分かっていると思うけど、暗闇で回転する風車と遊園地で客を楽しませるバイキングは対比なんだよね。暗闇で風を受けて風車が発電した電力が客を楽しませる遊具に使われて放電される。闇から光へ。発電から放電。エンターテイメントってのはそうゆう暗い寂しい所が下地にあるから輝くんだぜっていう監督の思いが即座に伝わってきた。
内容は、予告を観れば7割は分かるから省くけど。間違いなく面白く、展開も王道ながらに親子の絆の回復には不自然さが無い。親子の絆の回復って、ようは互いが互いを認め合って必要だと認識させて「ダディ」「おぉ息子よ」ってお互いを呼び合うだけなんだけど。そうゆう流れを作らず、知り合ってロボットバトルで勝ち上がっていくうちに親子というよりパートナーとして互いを認識させてからの親子の絆へと段階を踏んで持っていくのも良かった。
映像美も良い。
日本の糞映画なら、こうゆう時にきっとロボットには自我があるという特殊設定を持っていくのだろうけど、この映画ではあくまでロボットには何か秘密があるだけで自我への所在をうやむやにしているのも。ロボットバトルでの勝利がそのロボットの性能ではなく親子の努力だと思わせてくれるのも良い。
もし、続編があるなら、アトムの過去とか同じシステムを積んだ現役ボクサーの挑戦者とかが出てくるんだろうけど、これはもう続編は蛇足に思えるな。
21世紀型ロッキーともとれる快作!
年末年始に暇になったら観に行く事をお勧めする。



余談だが、
物語の流れは、リモコンでの操作よりも音声認識音声認識よりもジェスチャーをトレースに操作性の向上があるのだが、さながらゲームのコントローラーの歴史と被った。さすれば、キネクトが最終的勝利者になるはずなんだが……。まぁアメリカでは売れているからね。

*1:アニメ版アイドルマスターの略