劇場版 魔法少女まどかマギカ(始まりの物語・永遠の物語)

あらすじ:
2011年の世界を舞台に、願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。(wikipediaより)


感想(ネタバレと無責任文章):
先週劇場版まどかマギカ(永遠の物語)を観てから、頭痛と発熱で4日苦しんだ。
「これって……もう恋やん」
と甘酸っぱく火照った顔で呟いたら死にたくなったのでたぶん恋とかじゃなくて風邪だと思う。
では、劇場で貰った前後編鑑賞特典の映画フィルムを紹介するよ。

そう、自慢です。
世間じゃ壁の染みや魔女のアヘ顔フィルムを貰って涙を流す熱烈なファン様を差し置いて、わたくしは杏子の「独りぼっちは、寂しいもんな」のシーンをゲットしました。5000万で売るぞー!!

自慢終り。
ストーリーの講釈なんて、世間の高尚な学者が雑誌で特集組んだり、芸能人がラジオで喋っているだろうから喋りませんが。
劇場に行くまでは、TVシリーズを1話と10話と11話12話しか観ていなかったので、出だしとオチだけ知っている変な状態で観たので、中盤のマミさんやさやか・杏子の話がざっと観れて良かったかなと。
演出が変わっていた、屋上の柵が屈強になっていたなどのTVシリーズからの変更点なんかはよく分かりませんでした。

土曜日に劇場に行ったのですが、客席の平均年齢は20代前半といった次第で女性も多かった事が印象に残っていますね。
アニメ史で80年代はガンダム世代、90年代はエヴァ世代と捉えているのですが、00世代を代表するアニメの登場が無いままに、*12011年になって、00世代の人間が代表アニメをまどマギにしよう・したいという思いがあるのかなーって思ったりしました。

映画を最後まで観て「すべての魔法少女モノの起源はまどマギだ!」と叫ぶ人がいたら困ると思ったりもした。「ネガティブ系魔法少女モノの元祖はまどマギだ!」と叫ぶ人がいても困ると思った。

ほむらが時を巻き戻すたびにまどかに因果の糸が絡みつきまどかの魔力が上がっていく。話を劇場を出た後も上手く咀嚼できずにいたが、先日ジョジョの第六部と舞城ジョジョを読んで。
ほむらは時を巻き戻してまどかを助けようとしていたが、アレは時を巻き戻して過去に行ったのではなく、時を加速させて世界を一巡させて一巡後の過去に行ったのではないかと勝手に推論。そもそも過去に戻る能力なのに過去がパラレルワールドのように変化していた事の辻褄もあう。何度も世界を加速させれば一つの世界でまどかに生まれた業が次の世界にキャリーバックされていき魔力増加と納得。
そもそも時間停止能力も、本当に時間を止めたのではなく自分の時間を加速させただけ。時間を巻き戻すのは、自分の精神以外の世界の時間を加速させるだけと。
真実なんてどうでもいいし、誰かに言う予定もないのでココに記しておく。

顔がアップになるたびに、ワイドテレビで昔のアニメをDVDとかで観ると、アニメのサイズが昔のTVサイズの4:3で両端に黒い帯が縦にのびるが、その両端の黒帯を消す為に無理矢理4:3を16:9に引き伸ばした時に良くみるアレっぽかった。


総括。
素晴らしいアニメでした。
来年に新作が予定されていて、その後もアニメか何かの展開があるそうなのでとってもワクワクですねー。

*1:ハルヒらきすたなどがありますが、声を大にして世間に叫ぶにはアレなので