ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀

あらすじ:
父の墓参りの途中、バーバラと兄のジョニーはゾンビに襲われる。兄はゾンビによって殺され、恐怖と悲しみの中バーバラは近くの民家に立てこもる。民家には黒人青年のベンのほか、若いカップル、中年夫婦と大怪我を負ったその娘が集まってくるが、外部との連絡が取れない中、周囲は生ける屍の群れに取り囲まれていた。バーバラたちはテレビを通して、甦った死者たちが人間を襲って食い殺していることを知り、なんとか脱出を試みる。(wikipedhiaより)


感想:原作の「ナイト・オブ・ザ・リビングデット」がレンタル中だったので、90年代にリメイクされた方を借りた。てことで原作は未見。
真昼間の墓場に突如現われるゾンビと墓石に頭ぶつけて死ぬ兄。でなんじゃこりゃー。と驚愕して、その後は一軒家に閉じこもってゾンビ襲来の為に戸板を窓にはめ込む作業するヒロインと黒人(俺の中では主人公)と(バ)カップル、「こんな所にいてたまるか!俺は地下室に篭るぞ!」と地下室に篭るおっさん一家。なかなか濃いメンツだなとワクワク。ヒロインが墓地でゾンビを見た時は叫ぶだけしか出来なかったのに、時間が進むごとに、バールでゾンビを殴打、ライフルでヘッドショットと頼もしくなっていく姿は心地よい。たぶんアイツの親戚にシガニーウィーバーやサラコナーがいるはず。
中盤になり、カップルと黒人が“このまま家に篭城しても無駄だ!→ちょっと車取ってくる!→ガソリン無いからついでにいれてくるね”のコンボで給油所に行き、鍵が無くて給油出来ない状況でバカップル彼氏が何を思ったのか“ライフルで給油スタンドのホースを打ちぬいたシーン”には、テレビを見ていた私も素で「あっ!」と思い次の瞬間には炎の柱が上がっていた。(当たり前だ)。
その後、いろいろあって脱出したのはヒロインのみ。
ゾンビの危機から逃れた先に広がる世界は、ゾンビを弄ぶ世界だった。
ココらへんは、その後製作されたダイアリーオブザデットやサバイバルオブザデッドに繋がるね。
正統派すぎて面白かったわ。これはオススメゾンビ映画