ゾンビ処刑人

あらすじ:イラン戦争でゲリラに銃撃され、死体となってアメリカに戻ってきた主人公は、葬儀は慎ましく終わり彼女や友達の嘆きと共に地の底に埋葬される。
その夜、彼は生き返り親友の元に現われる。その形相に親友は主人公がゾンビになったと直感する。思考し思うが侭に行動できる主人公は親友の彼女の助言から血液を摂取しないとこのままでは死んでしまうと言われ輸血バンクを襲撃するが失敗。
血液を求める為に、悪人を殺して吸い取る事を考える。
世間は彼を「夜回りガンマン」と囃し立てる。


感想:
タイトルとパッケージ絵の印象は捨てろ。B級によくある奴だ。

上映時間が117分もあるので、ちょっと中盤からダレます。
序盤から中盤にかけては、予告や上のあらすじのようにゾンビになった経緯とゾンビの不死性を使って夜回りガンマンとして正義(主人公的には食事の為ですが)を執行して、親友のノリも良くコメディタッチに描かれていて、青春ゾンビ映画『ゾンビヘッド』みたいに面白くおかしく進むのですが。中盤から女関係の問題で仲違いしてからがちょっと物語のノリが変わり落ち込み、ラストの展開は面白く風刺が効いていてよかったのですが。その中盤からラストに掛けての流れが不満といえば不満ですが。
それでも青春系ゾンビ映画としては面白かったですな。
人口声帯として○○○を使うシーンには、笑いが止まりませんでしたし。


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