まぁ、失敗したら後悔すればいい。俺は腹が減っているんだ

年始は、深夜に孤独のグルメ1期が連続放送していたのでそればっかり観ていたら正月終わった。

  • TV

『劇場版ブリーチ地獄篇』
朝の6時に放送していたので、「レンタルするほどではないが、無料と言うなら一度は拝見したい」レベルの作品だったので眠い目をこすって見たら、ジャンプアニメらしいジャンプアニメで得るもの無く寝た。
連載中の作品をオリジナルシナリオで映画化する際に、原作に気を使いつつ映画化するから、大概が「平和な日常に突如現われる未知の敵と、連れ去られる仲間と奪還すべく敵の陣地に踏み込む主人公勢」なのはどうにかできないのか。
戦闘シーンにはこだわりが見えたが、敵から奪う返した妹が呪いに掛かって死んだと思ったら、なんか良く分からないけど復活したクダリの処理はアレで本当に良かったのか。
ルキアを久々に観て「コイツこんな声だっけ?」と戸惑いを隠せなかったのは俺だけか?
敵幹部は中盤で消えたが、何をしていたのか。
実に不満の残る作品だった。

ハウルの動く城
上映時に観た時は、何の感想も無く「そうゆうファンタジーな映画なのね」ぐらいの淡白な感想であったが、
先日観たら、終盤に感動した。
ヒロインの「未来で待ってて」はもちろんの事。ハウル達が全ての問題を乗り越えた姿を水晶玉で見たババア魔女が「ハッピーエンドって訳ね」というシーンが、なんか凄く良かったわ。ハウル達が表舞台で頑張っている時に、あのババア魔女は「彼らが全てを失敗したり、何もしなかったら」という不安要素の為に影ながら自分なりに世界平和を目指して努力していて。結局、表舞台の役者がドラマティックに世界を救って影で頑張っていた自分の努力は徒労に終わってしまう。ソレを皮肉りつつ祝いの言葉を言っている様で良かった。
エヴァ破で覚醒した初号機によって使途の危機が去った時にマリが言う「なるほど…。都合のいい奴ね」も同じ理由で好き。

仮面ライダーウィザード 17』
仮面ライダービーストが等々登場したよ!
常時腹が減っていて、話は聞かないしウィザードには「俺の縄張りで…」といちゃもんつけるその姿は完璧にまどマギの杏子だったよ!
中身の性格はおいて置いても、指輪を押し込むギミックのベルトやライオンをイメージした外見、右肩だけの換装など。ウィザードよりは好きです。

スマイルプリキュア 45』
従者がキーアイテムというと、レイプ目で「我が名はインフィニティ、無限のメモリーなり」と呟くだけの壊れたファービーのようになったシフォンの絵が浮かんで怖かった。
三幹部の倒し方が、巨大化して許すというのは実に終盤ぽい展開ですよね。
バットエンドプリキュアという存在は12月頭でリークされていたら年末の同人作家の表紙絵が確実に変わっていた。

仮面ライダーBLACK 37』
今回のタイトルが『想い出は夕張の空』と銘打っているように、夕張が舞台の回、
だと思ったら、開始は夕張で10分くらいで東京に舞台が戻った。
夕張は劇場版でも登場するけど、本当に観光地として盛り上げようと必死だった有様を窺うことが出来て、現代と照らし合わせると辛い。
結婚式でもいつもの服ってのはどうかと思うぞ

ATARU年始SP』
SPECのメンツがちょろっと出る事でお馴染みのATARUがSPで帰ってきた!
栗山千明嬢がもうゴーゴー夕張から数年経ち、女の色気溢れるその緒姿に「蹴られたい
」という邪で嫌らしい感情は消え去り、「そっとロープで首を絞められたい」という感情に変わる。キリングミーソフトリー。
劇場版も製作決定!
堀北真希の歯並びにもエロスを感じるぜ!

『ロボノ11』
やっと盛り上がってまいりました。
たぶんヒロインの姉やそこの会社が敵になるんだろうけど。
敵が漠然としているくせに随時動きをアニメで表現しちゃっているのはダメだな。
シュタゲは中盤のあのシーンまで敵は動かないし、カオヘは敵だらけというか誰が味方で誰か敵か分からない状況だったのが物語りに驚きや意外性を生んでいたのに、あんなに敵が表に出ちゃダメだよ。いや、もしかしたら真の敵が…。
とにかく、ロボ部だからロボ1用のロボット作りは納得できるが、巨大ロボット作りは未来だとしても「なんで作るの?」って未だに思う。

  • 映画

ブリガドーン
100年に一日だけ現世に現われる幻の村をたまたま見つけてしまった二人の男の物語。
その二人よりも、100年に一日だけ現世に現われる村に居心地の悪さを感じて、村を飛び出そうとした若者が、「村人が一人でも村から出ると村に掛かった魔法(100年に一度だけ現世に現われる)が解けて、村は闇の底に埋もれる」という伝説から、村人達が保身のために若者を捕まえようとして間違って殺してしまう話の気持ち悪さったら…。


『ゴートゥーヘル』
TSUTAYAだけ」を売り文句に展開されるTSUTAYAの糞映画叩き売りレーベルに毎度泣かされているのに、何故かTSUTAYAでレンタルコーナーを歩くたびに一本手に取ってしまうのは、私がドMなのか、「TSUTAYAだけ」レーベルを何度だまされて250円払っても今度こそはと、信じてしまうお人よしなのだろうか。
今作はハードボイルド気質な鞄を運ぶだけの簡単な仕事だと引き受けた私立探偵が謎の組織に襲撃され、謎の美女が乱入するというオーソドックスなハードボイルド物語である。
随所に散りばめた小粋な台詞に劇中を流れるブルース。渋いオッサン!
実に味わい深い作品であったが、ストーリーがオーソドックスすぎて暇な部分がネックではあった。