楽しい時も、悲しい時も、私は笑う

映画を観る上で、指針となっていた映画評論家さんのサイトをこの前久々に観たら、有名になっているようでいろんな雑誌に寄稿をして羽振りの良く「えぇーなー、俺も『ワンピースマジ最高!』って廊下で言うだけの役を演じたいな」と涎を垂らしながら、最近の映画批評を読んだら、「俺ってさ、映画評論家ちゃんだから、そこらの俄か映画好きとは視点が違う訳よ」といういい感じの悪臭が出ていて、アクション映画の批評にアクションの爽快さを取り出さずにその世界観がアレをオマージュしているとか、主人公の行動が近代アメリカの貧困…とか書いてあって。ありがちな頭の良いバカになっていてショックを受けた。
たぶん俺が真のバカだから、理解できなかったのだと思うが。

TV

ラブライブ 10』
水着回」とは、副会長が太っているのか、それとも単なる着太りなのか、作画班の陰湿ないじめなのか見極める大事な回である。
結果、着太りという事で一同は矛を収めたが。
その後、ミューズ(石鹸)内での親睦を深めるべく無礼講の枕投げ大会が開催され、アニメの序盤で口が悪くあのほのかにさえ「上級生だよ」と窘められた真姫がオロオロするという不思議な回でした。
真の悪口王は凛だけどな。

『ビビドレ 9&10』
9話。黄が緑と仲良くなる話だったが。話の内容うんぬんよりも1クールなのに、そんな序盤でこなすべき展開を今更持ってきて大丈夫?
という視聴者のワナワナとした不安が溢れていた。
黒がカラスに叱られる展開は、どくろべぇ様に怒られるドロンジョみたいで面白くなってきた。
10話。緑の棒読み演技に言及する方々がいるが、ゆるゆりやアイマイミーを見ると問題が無いので、あれは演技指導の賜物か収録中に尻を凝視する視線に緊張して起きた悲劇なのだと勝手に解釈している。問題は緑よりも赤の「わーーい」「やったーー」という感情の欠片も見せない演技である。
風の噂で「赤は博士が作り上げたアンドロイドなんだよ」という新説を知り、そうか、それは凄い。綾波レイがシンジ母のクローンのように真希波がアスカ母のクローンじゃないかと聞いた時くらいハッとした。
まぁ、どうせ2期とかあるんだろうが…。

サイコパス 20&21』
20話。ドミネーターに向けて喋る朱を見た時に、なんかこう間抜けに見えた。
このまま小麦工場で最終決戦が行われると、シビラシステムは高みの見物となり、本題は遠くに行ったものだ。
21話。おっさんが…。
地底や郊外では電波の届かないドミネーターだけど。北陸の工場には届く不思議を疑ったらダメだぜ。
コウガミの拳銃は、虎の子の一手だと思ったら簡単にパンパン撃って格闘戦になった。

『ロボノ 20&21』
20話。「みんなが手伝ってくれる」って演出は「周りに理解されずに孤独に積み上げてきた」という過去を踏み台にして表さないと、理解してもらえないと思うが、そんな事すら分からないのか。そもそも昴の親父は絶対に許さないだろ
21話。あいつらがロボットを使わなくても、スネークみたいな奴が潜入して内部工作してくれればいいんじゃねーの。そもそもブラックホール爆弾とか突飛じゃないか。
熱い展開を書きたいという意気込みは分かるが、もうちょい下地を作っておかないと…。

僕らの音楽
ももクロちゃんが出演したよ。
ももかの声が復活したり、れにちゃんがセンターで座っていたよ。
ももかが18歳とか、ホント俺もおっさんになったよ。

『特例措置団体ステラ女学院高等科C3部
時が経つのは早いもので、新作アニメの話で盛り上がり始めた昨今。
ガルパンが大ヒットしたお陰で模型屋に積まれていた戦車のプラモが「これが西住殿が乗っていた戦車か……」とか「俺も痛戦車作ろう」と売れまくったらしい。
それは模型業界としては画期的な事らしく模型雑誌もガルパン特集を組み雑誌の半分をガルパンの戦車解説にしたら雑誌もバカ売れ、ある種のバブルが起きたとか。後大洗がガルパンに足を向けて寝れないほど経済効果があったらしい。
それに肖り、「美少女×戦車」の次は、「美少女×戦艦」「美少女×戦闘機」「美少女×戦国武将」など方々があわ立ち始め、第2の矢が放たれた。
「美少女×銃器」「美少女×サバゲー」である!
うぽっては死んだ。もう帰ってこない!!


わーお、なんてカウボーイビバップ感。

ゲーム

怪獣が出る金曜日
レベル5が作る、ちょっと金の掛かったミニゲーム。ギルドシリーズ。
GUILD02の第一弾配信タイトル。
これは、ぼくのなつやすみスタッフが製作した昭和40年代の田舎町を舞台に「金曜日に怪獣があらわれる町」に引っ越してきた小学生の主人公が、町民と仲良くなったり、町の謎に挑んだりする。ぼくのなつやすみ+特撮(ウルトラマン)といった具合のゲーム。
DLゲームで800円なのでぼくなつに比べてミニゲームが少ない(一種類しかない)が、そのレトロな世界観とSFシナリオのマッチは面白い。(BGMも良い雰囲気を出している)
800円なのでキャラボイスはほぼないが、それを補う為にストーリーテラーのお姉さんが懇切丁寧に教えてくれる。教育TVの番組のようでこれも懐かしい。
大プッシュするほどの良作ではないが、低予算でぼくなつっぽいゲームがやりたいという方にはオススメ。

今週は第二弾タイトル「むしけら戦争」が配信されるのでソッチは来週感想を書く。稲船先生が頑張るらしい。
来週はかまいたちの夜コンビが挑む宇宙船探索ホラーゲーム「宇宙船ダムレイ号」が配信される。
金が掛かったコンシューマか金の掛からないソーシャルの二極化しつつあるゲーム業界だからこそ、このレベル5の安いアイデアゲームGUILDシリーズは続けて欲しい。

映画

ボビーZ
伝説のボビーZに瓜二つの主人公がボビーZのふりをする映画。
思っていた展開ではなかった。つまらなくはないが面白くもないアクション映画。

『サムライアベンジャー』
妻子を殺され両目を奪われた日本人が、座頭市如く居合い術を学び宿敵を倒すべく旅を続ける復讐活劇。キルビルっぽい感じ。
B級映画なので監督が脚本と主演をしている。
面白い映画だがいかんせんグロく監督の殺陣が下手な所が不満点。
KAGEBARAとかMINEUCHIとか日本の伝統を紹介するシーンが間違っていないが、当たり前の事をマジマジと説明してくれる変な面白さがある。ニンジャ・スレイヤーが流行っているのでコレも流行れ。

釣りバカ日誌
日本人からの知名度は一級品だけど、実際に映画自体を観たことがない映画ベスト10に入っている釣りバカ日誌
深夜に放送していたので観てみたら、コンピューターのミスで東京の本店に引っ越してきた主人公ハマちゃんが社長とは知らずに釣りを通して仲良くなったスーさんと釣りをしていたら、スーさんが社長だと気付き。お互いの立場の為にハマちゃんは地元に戻りスーさんは社長を続けるという。最後はちょっと切ない終わりだった。釣り映画の印象があったが釣りを知らない人でも楽しめるよう釣り要素は薄かったな…。

メランコリア
結婚式に反対運動する母やスプーン盗む親父、仕事のアイデアを今日中に出せと迫る上司に切れた花嫁が、ゴルフ場で見知らぬ男とセックスして欝になっていたら。
同時刻、メランコリアという惑星が地球に向けて接近していた。
世界の終わりに戸惑う姉と、「もうどうでもいい」と達観した妹の物語。
開始10分の幻想的な情景とそれに合わせて優雅に流れるワーグナーの「トリスタンとイゾルテ」が実にすばらしい。それだけは観る価値がある。