清くなくても一票

ラブライブ総選挙第二回中間発表の結果、俺の希が最下位に転落したので絶望して不貞寝した。アレだよ、前回の結果にはなよの中の人とはなよファンが本気で嘆いていたし、他のファンも「おい、こいつらどうにかしろよ…」「無様ってレベルじゃねぇーぞ」って同情的な雰囲気を感じ取っていたから、空気の読める希ファンが全力ではなよに投票しただけだよ。
希ならきっと最下位になっても笑って許してくれるし、希ファンはそうゆうこともネタに出来る気丈な奴らだと分かったゆえの暴挙だよ。
でもさ、どんな人間だって血が通っているようにさすがに最下位は堪えたよ。じゃあ誰が最下位だったら許せたのかって話になるから。もう総選挙なんてやめよう…。

TV

リーガル・ハイSP』
ここ数年で一番面白かったドラマが特番になって帰ってた!
脚本の古沢良太さんが学校モノを書かせると、コレでもかというほど生々しい描写のドラマを描く事で有名ですが。
今回は学校のいじめ問題をテーマにしていて、古美門と黛の掛け合いを楽しみつつ裁判の行く末を楽しんでいたら、中盤から妙に生々しい人間ドラマが始まって。古沢先生のスイッチが悪い方向に入ったと危惧していたら最後のネタばらしで壮大に爆笑した。
フジテレビのドラマなのに、フジテレビお得意のお涙頂戴展開を大否定していて面白かった。秋から新2期が始まる。

マジェスティックプリンス 1&2』
平井久司のキャラデザを見た時に何を思い出すかでその人の年齢が測れると思う。
俺は無限のリヴァイアスは毎週欠かさず見ていなかったので毎週欠かさず見れたスクライドが思いだされた。
今期はロボットアニメが三本も製作されて、否が応でも比較されてしまう悲しい三ヶ月である。
マジェスティックプリンスは、監督にヨルムンガントの元永さん、脚本にけいおんガルパンの吉田さん、キャラデザ平井さんに軍事・SF考証にスト魔女ガルパンの鈴木さんを入れた豪華製作陣にスポンサーがパチンコ会社と莫大な資産を元に始まった。
謎の勢力に対抗すべく遺伝子操作によって作られた5人の男女がアッシュ(ロボット)に乗って戦うSFアニメである。
一般パートでは戦隊モノのような暢気な団体芸をみせつつ、戦闘では滑らかな機動を魅せる独特な戦いが見物である。
アッシュにスポンサーが付いたりニコ生を意識した演出や、物語にはお決まりになっていて玄人にはゲンナリする要素である「主人公補正」をシステム的に解釈したりと見所はある。

『ヴァルヴレイヴ 1』
サンライズが全力で作りだしたロボットアニメ。
監督にローゼンメイデン松尾衡を置き、シリーズ構成にコードギアスプラネテス大河内一楼メカニックデザインに石渡マコト、鷲尾直広、寺岡賢司柳瀬敬之大河原邦男(豪華すぎる…)OPが西川貴教水樹奈々。(第一話ではEDに使用されたが)
第一話から金と技術を総動員して作り上げていて引いた。
これだけチカラを入れて深夜に放送するくらいならTBSの日曜夕方にやったほうがよくないか。
第一話のシナリオ自体は、サンライズに昔から存在するガンダムテンプレ一話まんまのようであった。実に無難だ。

デビサバ 1&2』
最初からビャッコを召喚した時点で、多くのメガテンファンが「チートかよ!」と嘆いた。俺も嘆いた。ビャッコは強すぎ。
後はもうおっぱい!ヤスダスズヒトが描くロケットおっぱい!!
迫り来る敵を迎撃する主人公というと、P3のエヴァを丸パクリしたシナリオを思い出すが、P3自体は学園内の自警団だったのにそこに政府要素が入るとまんまエヴァですわ。

ジョジョ 26話』
宇宙空間のカーズがCGでメタリックなのは良かったぜ。
第三期もアニメするみたいだけど、スタッフに変更が無いまま続けて行って欲しいね。
でも、第三期って長いぞ。2クールあっても駆け足展開は否めないか。

仮面ライダーBLACK 最終回』
シャドームーンの辞世の言葉。
「お前は一生苦しむことになるんだ。親友の、この信彦を抹殺したんだからな、一生後悔して生きていくんだ」
それを聴いた俺は素直に「お前は悪魔かよ」と泣きながら突っ込みを入れた。
その前のBLACKの「そんな身体でシャドーキックを打ったら自滅するぞ」というBLACKの忠告を聞いてからのシャドームーンの決死の意思を込めた「シャドーキック」と、もうクジラ怪人や創世王の事なんて、二人の熱い戦いに感動で打ち震えた。
後半の北斗の拳の世紀末みたいな荒廃した世界を救った光太郎の前に残ったものが、誰もいない無人の喫茶店とか悲しすぎるだろ。
昔の思い出を振り返りつつ、新たなる脅威の為にバイクを走らせる光太郎。
これが仮面ライダーですわ!!

非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛 1&2』
第一期というか、1クールの一発ネタのはずが思っていたよりも心と懐の広い特撮ファンに受けて続編が製作された。
前回では、カオスヘッドのような特撮オタクの主人公の妄想が現実化して、妄想と現実を行き来し、最終的に原作者の「1クールで打ちきりにしよう」に敵味方総出で「嫌だ!もっとアキバレンジャー続けたい」と喧嘩を吹っかける。凄い終わり方だったが。
第二期では、誰かの妄想か、次元の歪みか。非公式だったアキバレンジャーが公式になってしまいアタフタする。シュタインズゲート的展開であった。
ダイレンジャーが蔑ろにされているような気もしたが毎週ダイレンジャーの出番があるみたいなので飛んだ役得である。
美月が絵に描いたような黒髪美少女で困る。