金曜日の駄天使

朝起きたら、『ジブリの新作映画の主演声優にエヴァ庵野秀明監督が決定』という、ちょっと数秒後には店員から「バーボン飲む?」って聞かれそうな見出しに、「誰が釣られるか!? 釣られてたまるもんか!」と意気込むも真実だった。
新聞には『ナウシカ以来の師弟コンビ!』とか『監督が二人いるよう』と書かれていて。
出会った時の認識の違いによって、犬猿の仲で同じ仕事をこなし、時が経ち憎たらしいが仕事の出来た弟子が手元を離れ、彼の代わりになる存在は現われず、離れた時間が二人の愛を深める。なんて誰かが歌っていたが。そんなこんなで弟子の実績をTVや新聞なんかで見て。弟子の仕事を客観視しちゃったもんだから。弟子が恋しくなって。でも、対談とかすると憎たらしくて。ウズウズしていたら、弟子から「特撮映画一緒に作りませんか」とか誘われて、一緒に作ってみたら楽しいのなんのって。そうだ!アイツを主演声優にしてしまおう!!
ていうストーリーが見え隠れする師弟の面倒臭い事情もココらへんで一段落しそうですよ。
映画が上手くいったら、カラーとジブリが合併して庵野に席を譲るんかね? それを死んだ目で観ながら「父さん、僕じゃダメだったのかい……」と物陰から見つめるのが実子って感じかな。

兎に角、面白そうな展開ですよ。
他のキャストもみんな監督にしてみたらもっと面白い。
演技の下手な監督は、後日スタジオで声優に笑われるの。

其れは魂をかけたトリガー

今石監督というか、グレンラガンスタッフの新作アニメのHPが出来たよ。
『キルラキル』
KILLと斬ると生きる(I KILL)を掛けたネタをみると渡辺浩弐さんのiKILLを思い出す。
新作アニメが始まった時に最初に起きる不安は群馬で見れるかどうかの一点だけだよ。

アレに輝くはサテライト

シンフォギアの2期のHPも出来ていたよ。
『シンフォギアG』
監督とキャラデザが代わったからちょっと新鮮味があるね。
前作は歌と演出の凝り方が半端なかったから二期も凝って欲しいな。シンフォギアは音楽と金子節メインのアニメだし。

TV

『ジャイロゼッター 31』
未来編が始まったと思ったら終わった。
3DSとの連動する為だけの回と思わせて、いろいろ伏線が張られた。
たぶん未来から誰か(何か)が過去に行き、それが現代まで受け継がれて今を形成するのだろう。しかし、ハルカさんが未来だと若返り精神が安定するとは。

映画

『パラサイト』
「この中にパラサイトがいるか調べるから、お前順に麻薬(主体がカフェインだから身体に安心)吸え!」のシーンで、パラサイトうんぬんよりもホビットおるで!お前の後ろにホビット!!となった俺。
イライジャ・ウッドって本当に身長低いな。

『タクシーNY』
黒人女性歌手の半分って大阪のおばちゃんが中に入っていると思うくらい陽気だよね。
リュック・ベッソンのタクシーはカーアクションを主体としているが、NYはカーアクションよりも陽気なクイーン・ラティファとダメ警官のジミー・ファロンの協力とジミー・ファロンの成長を描いていてカーアクションはオマケ程度だよね。
森公美子ボイスで喋るクイーン・ラティファが、いろいろ考えてテンパるジミー・ファロンに「考えすぎなんだよ。歌でも歌って運転しな」というシーンは名シーンである。
後、キューバ人が関西弁で喋る所。