オブリビオン

あらすじ:突如起きた異星人からの侵略戦争を辛勝した地球人は、核汚染された地球を捨てて新たな惑星を探すべく燃料の海水を取り出していた。海水をくみ出す機械を狙った異星人の残党から機械を守るべく主人公ジャックと相棒のヴィクトリアは人のいない地球に
いた。
予告編

感想:
もし、オブリビオンを観に行こうと思っているのなら感想を観ずに事前情報無しで観にいった方が確実に面白くなる。




最初から、侵略戦争があって地球人が勝ったけど核兵器使いすぎて地球が汚染されて人が住めないからタイタンに移住する計画を建てて移住ロケットの燃料に水が必要でその水をくみ上げる機械を作ったら地球に住み着いた異星人の残党がその汲み上げ機械を壊しにくるから、その機械を守る為に無人監視ロボット「ビーコン」を作ったら、そのビーコンの中に内蔵されている燃料電池を狙った残党のビーコン壊しが始まったので、ビーコン修理人として主人公は地球に住んでいる。
っていう糞長い場面設定をさらっと言うから、混乱するかもしれないが「トムとあの女がラブラブになるんだろ」程度に感じておけばいい。
現にすぐラブラブする。
ラブラブ後に謎の女を救って三角関係にすぐなる。修羅場。
予告編でなんとなく分かる「異星人の残党が人間なんでしょ」というネタばらしはこの後くらい。
全体の中盤です。
その後はPCゲームのポータルみたいな感じになる。
全部見終えると「クローンやら謎のロボットやら浦島効果やら異星人やらとSFのメジャー要素を詰め込んだだけの作品」と分かってしまうかもしれないが。そこらはそうゆうものだと割り切って楽しもう。下手に「アレは○○のパクリ」とか粗探しするとたぶん異常に見つかると思う。
ここまで書いてなんだけど、個人的には凄く面白かった。テンポが速くて無駄なシーンを出来るだけ削いだようなスピード感が観ていて飽きなかったし。砂と廃墟だけの地球とトムが持つステンダーな光線銃を見ると数年前にプレイしていたマスエフェクトを思い出し、妙な懐かしさと「こうゆうゲームがプレイしたい!フォールアウトみたいなゲスな人間とミュータントと下衆な人間もどきしかいない地獄は嫌だ」とバンブー辺りでしれっとゲーム化されないかと期待が渦巻いた。なんというか、全体的にゲームっぽいんだよ。原作がアメリカのグラフィックノベルらしいから当たり前なのかもしれないけど。
軽い気持ちで時間潰しに観に行くと思わぬ成果が得られる映画と言った感じですかね。