ファインド・アウト

あらすじ:過去に誘拐事件の被害にあった主人公ジルは、未だに見つからない犯人に怯えつつ姉と二人暮しをしていた。ある夜、家に帰ると姉の姿が見えない。ジルは姉が誘拐犯に捕まったと思い、警察署に駆け込む。刑事達に姉の捜査を持ちかけるのだが刑事達は一向に動かない。精神病院に入院経験を持つジルは妄想癖の持ち主だと警察署では有名だった。
果たして姉の失踪は妄想なのか現実なのか。
予告編↓


感想:
レ・ミゼラブルで一躍有名になったアマンダ・サイフリッド主演のスリラー映画。
予告編を見ると二転三転する深そうなシナリオに思えるかもしれないが、実際はTBSの深夜にホリプロが主体となって作っていたアイドルムービーをハイウッドで作ったレベルで、シナリオが実に薄っぺらい。こうゆう誰が犯人か分からない映画ってのは、出てくる出演者をたくみにシナリオで操作して観客に「アイツあやしくない?」とか「アイツなんであそこにいたの?」という疑心暗鬼を与えることが大事なのにそれが全然出来ていなくて一辺倒な物語となっている。特に終盤の展開は鼻で笑っちゃうくらい酷い。推理していた奴らに「そもそも推理なんていらないから」と後ろ足で砂を掛けるような展開にはゲンナリ
ただ主演のアマンダは凄く可愛いのでアマンダを愛でるだけの映画としては最高。上映時間も94分とお手ごろな時間なのも良い。