三歩下がって、二歩たじろぐ。

お金がなくて「ウワー」ってなるけど。映画観て文字をポチポチ打ち始めると「ウヘエエ」と不適な笑みを浮かべてヘブン状態になるので、どうにかして欲しい。

TV

『マジェプリ 15』
機体とのシンクロ率が上がりすぎると、人格を失うってLCC化よりも怖いぞ!
終盤になると激戦の連続で人格崩壊した主人公らと、仲良くなったスタッフの差が如実に現れるんだろうなぁ…。それって死ぬよりも怖いじゃないですか…。

『ファンタスティックなドール 3』
ノリを掴めると面白い。朝アニメ。ミルキィホームズ(1&2期)から悪乗りを抜き取ったような作品である。

『ふたりはミルキィ 1』
「ふたミル」って略すると、エロい。
前半パートが実写で声優が不二家の菓子を食い続けていた。
後半パートは全体の7割を主人公らが街を歩いているだけという斬新さ。
秋山殿が秋山殿していた。

『テレ東の選挙』
池上さんの創価叩きが前回よりも鋭くなっていた。政治家叩きも加速していた。
弱者の味方というよりも、なんというか暴走した新幹線みたいな恐怖があった。

ショムニ2013 1&2』
1話では、旧ショムニメンバーが登場して盛り上がったが、内容自体は平凡だった。ので、第二話からが本番なのだが。
第二話がなんとも微妙な脚本で。人事部が社内のパソコンに監視ソフトを導入して、社員がサボってネットサーフィンをしていると見つけてドヤす。という話なのだが、人事部の横暴(社内のパソコンを監視するってのが横暴とは思えないが)にショムニが取った方法というのが、社員のプライベートを盗撮して脅すという、プライバシーの侵害にプライバシーの侵害で報復する。目には目を、ハンムラビ法典方法だった。
つまり脚本が糞ったれ。
そもそも今までの歴代のショムニの脚本はアニメ畑の人間が多く参加していて、その結果、デフォルメされたキャラクター達が動きあい絡み合い、コメディとしてやや過剰ながら笑える作品を提供してきたのだが、それが今作では全く分かっていない。もっと製作経費をケチれるように場面シーンを極力少なくして限られたレギュラーに役を振り分けないと。
ショムニメンバーももっと非現実的なキャラクター設定の方が良かったと思う。
ショムニにとって視聴者が共感すべき点など不要であり、時代劇のようにテンプレを元に話を練りあうことが必要なのだ。

ガッチャマン クラウズ 1&2』
「ガッチャ」って言いたいだけちゃうんか!?(松本人志風)
ガッチャマン中村健治監督のもと、「アニメで儲ける!」と意気揚々としている東宝が金を出してリメイクしたよ!
面白いか、つまらないかと言うと。程よく面白い。
現代の問題点は、ネットとスマホの普及によって誰もが万理の英知と瞬時にアクセス出来る事であると誰かが言っていた。「困ればググって解決」というのは方法として間違っていないが、その結果、人は「悩む」という作業を忘れてしまったという事だ。それにより、ググっても答えの出ない問題に酷く打たれ弱くなってしまった。
それが象徴するのは、現代アニメに登場する気弱で平凡な主人公だと思うが。
このアニメの主人公はそれが一切ない。悩みはあると思うが、とにかくポジティブで行動によって答えを探す。
ガッチャマンに選ばれても、使命感よりも先にガッチャマンとは何か?敵とは何か?を考えて、答えを出す為なら、仲間が崇拝する男の下へもひょいひょい近寄って問いを投げ掛ける。
そんな馬鹿ポジティブ主人公の行動が実に面白い。
自己の存在への問いを第二話でさらっと始めて、敵との対話まで持っていくシリーズ構成は素晴らしい。
とにかくガッチャマンクラウズはオススメ。

『幻影ヲ 3』
ガッチャマンとは反対に自己肯定をうずうずしているこのアニメ。
合間合間に登場するキャラクタ設定を見るにバックボーンは練られているのだろうが、どうもジメジメしていて盛り上がりに欠ける。
「ダーク系魔法少女モノ」をオーダーされて作ったような気がするけど、スタッフがその「ダーク系魔法少女」というジャンルの枠にはめ込まれて身動き取れなくなっている気がする。もっと自由に想像して世界観やキャラクターを動かさないとつまらないよ。(自由に発想しすぎているファンタジスタドールはそこが素晴らしい。鯖とかちくわカードとか)

『ステラ 3』
サバゲーは遊びでやってんじゃないんだよ!」
サバゲーは遊び半分でやっていけない。
負けた者は断髪しなければならない。
なんだろう、サバゲーを忠実に描こうとしてエンターテイメントとしてつまらなくなっている…。
もっと気楽なノリじゃダメなんですか
サバゲーは遊びでやってんじゃないんだよ!」
はい、

ドクターハウス ??』
Dlifeでドクターハウスを初めて観た。
医療ドラマというよりも、主人公ハウスと部下のゴタゴタの間に病気を染み込ませたような作品なんだね。

『悪霊病棟 1』
お化け屋敷とのタイアップドラマ。
同じ枠で前期放送していたクロユリ団地序章が本編よりも面白かったので、続けて視聴。
深夜の病棟が舞台のホラードラマ。
出てくる人間の顔がみんな常時蒼白い事がとても怖い(たぶん意図的に青白く加工している)

ハリケンジャー 30』
「荒川脚本なのでアイドル回です」
アイドル展開にチカラ入れすぎて、ロボ戦適当じゃないですか。膝蹴りで終わるって。

『仮面ライダーBLACKRX 14』
「ひとみちゃん 誘拐」というサブタイトルもどうかと思うが、開始5分で少女とおっさんの入浴シーンが流れ、少女のケツが見えるってのも現在はアウトなので。凄い時代を感じる映像である。
次回はロボライダーが登場するよ! 存在感の薄いロボライダーが出るよ!

『5時に夢中SP』
今日、めでたく5時に夢中の放送回数が2000回を突破した事を祝い1時間半のスペシャル番組を行いました。いつものレギュラーメンバー勢ぞろいで公開生放送。
岡本×北斗コンビのボケと突っ込みは、美化させるとゆり漫画ぽいと気付いた。(あの岡本さんの北斗さんへの依存は良い感じだよ)
岩井先生の「息子を見つけられたときの……(涙)」からの48手ハンカチ登場
マツコの「あれは葛飾区のBBAがBPOに言いつけてやるってクレームつけてきた」「何がグランドで何がフィナーレなんだよ」バームクーヘンチェック
ちんこの小さい大川プロデューサーの登場など。
見応え満載でした。
日本で一番(自由で)面白いワイドショーだと思うよ。
ちゃんと1時間半放送してくれた群馬テレビありがとう!

映画

『パイレーツ3』
何度みても本筋がフラフラしているから充実感がなく終わる。
アクションは派手なんだけど、物語としては微妙だよね。ジャックスパロウ一人を軸に描けば良かったんや。

『劇場版エックスファイル』
ロリコン神父が神の加護で透視能力に目覚めて埋まった死体を見つけたら、警察から「コイツロリコン神父だから犯人なんじゃね? ちょっとモルダー呼んでこいよ」って話。
ロリコンだけど神を信じている。信仰と性癖は別問題だ。って嘆く神父が大変そうだったね。

ライラの冒険
ハリポタやロードオブリングが成功したある時期に、勝ち馬に乗れ!流行という大波でビッグウエーブしようとした会社が作ったライラの冒険は当時三部作を予定していたが、見事に興業を失敗して、三部作なのに一部で打ち切りを喰らった。
タチが悪いのは、この映画の終わり方が中途半端なので「親父は?」「ダストは?」「違う世界って」となぞを沢山残して終わった所だ。
実に悲しい。(興業の失敗よりもサブプライムローン問題で潰れたって話もあった気がする)