革命に必要なイズムとは

最近頬のやつれと肋骨のでしゃばりップリが気になり、体重計に乗ると半年前に比べて体重が10キロ痩せており、その効果が魅力的なダイエットや現代科学の功績の塊であるサプリメントなどではなく、ただ単に金が無いという人類有史以来から存在する飢餓という悩みだったので困る。そして腹が減る。

TV

ガッチャマンクラウズ 5』
「科学忍法火の鳥だせよ!」という視聴者からの要望が通ったのか、火の鳥っぽいG-89が登場した。
話も進み、敵とする「人の悪意を抜き取り実体化させる」宇宙人の存在や、ソイツと契約してまで、ソイツの野望を食い止めるべく新しい世界のシステム「ギャラクス」を生み出した累。となにやらソイツと因縁のあるガッチャマンサイドまで紹介。
新人ガッチャマンであり完璧ヒューマニスト*1のはじめと、ガッチャマンとしてのチカラを持たないがゆえに世界システムで戦う累の対比が面白い。

『幻影ヲ 5』
もうそろそろ視聴を止めたいレベル。
物語自体に奥行きがなく、かといってオリジナリティもない。
本当にセンスの無い脚本。

『ステラ 5』
深夜アニメといったら水着回なんだよ!
4話の脚本家さんの言った通りに、通常運行に戻った5話。*2
5話まで来てやっと気付いた問題点は、ガンダム好きな人はガンプラ作ってもガンダム乗った事は無い。ガルパンがいくら好きでも戦車に乗って砲撃戦をやった事のある人は少数だろう。しかし、サバゲ人口はそこそこいるので、アニメでサバゲの様子を流すと「やれ、あんな事は実際にしない」「こんな風にやるのはナンセンスだ」と文句を言われる。その、サバゲアニメとしてどこまでリアリティを持ちつつアニメとして面白くするのかのバランスが実は凄く難しいんじゃないかって話を5話で気付く。*3

半沢直樹 3』
「視聴率が凄いよ」と世評を聞けば「よし絶対に見ない」と心に誓う半端者ですが、何の因果かTVを付けたら放送していたので3話から見てみる。
イリーガルハイを彷彿させる堺雅人の少し憎たらしく愛嬌のある演技を中心に銀行内の駆け引きが実に面白い。
ドラマ前半で『裁量臨店』と呼ばれる銀行の内部監査みたいなイベントが急に湧いて出て、「そうゆう用語が知らないといけない系」かと思わせて、最後まで観ると用語や銀行の実状なんて全く知らなくても大丈夫で、半田VS上司の口喧嘩を脇でキャキャ言いながら見る事が醍醐味だと気づきニンマリ。判官贔屓の日本人にはたまらない作品でしょ。

『27時間TV』
今年のフジTV主催の27時間TVのテーマは「女子力」!
そのテーマに「お前らそんなテーマで視聴率取れるか? いや、取れると踏んでそのテーマって事はTVを観る主体層は主婦や30代から40代の女性になっているという事。コレは酷い」とテーマから滲み出る地上波の崩壊っぷりに唖然としてしまった。
当然、女子力のない俺は27時間あろうか365時間放送しようがDlifeを主体としてTVを見続け、素人小学生の歌声に容赦ないダメだしをする審査員や、デザート対決で相手に使用する食材として鶏のグリルを押し付けるシェフを見ていた。
深夜になり、女子力が枯渇したのか。視聴率の低迷によって路線変更したのか。TV画面に明石家さんまSMAP中居、ビートたけし岡村隆史という女子力と正反対に存在する人間たちが集ると、俺はそっとフジを眺める。
3時までは27時間TV恒例の明石家さんまが選ぶ美人トップ10みたいな番組をだらーっとやっていたが。
3時からが面白かった。
3時からの番組スタッフが出演しているタレントを匿名でダメだしするというどう考えても時間潰しの番組が始まるのだが、ステージには30人以上のお笑いタレントが並ぶなか、司会の明石家さんまを筆頭に、今田耕司爆笑問題太田光加藤浩次ウド鈴木、釣瓶、ホリケン。の7人によって3時間が作られていた。作りすぎていて、残りの芸人が輪に飛び込もうとするシーンが多々あったがどれも輪を崩す事は出来ず惨めに散っていった。お笑い芸人の力場を知る実に恐ろしい番組であった。

仮面ライダー一話だけ一挙放送』
一話だけ一挙放送をしていたので視聴したが、昭和ライダーはなんだかんだいってもある種のお決まりを崩さない安心した一話に対して、平成ライダーの今までの仮面ライダー像をぶっ壊そうと虎視眈々と狙う一話からぶっ飛び具合が凄い。
一話だけみても、「ここでアレがこけて路線変更したな」とか「アレが流行ったからコレね」と製作陣の思惑も読み取れ実に見応えのある放送だった。

牙狼〜闇を照らす者〜 十八』
他の番組とよく被るので毎回視聴していないが、この18話は凄かった。
戦闘のクオリティが高くてまるで映画の1シーンのような演出の連続。牙狼はCG多様されるが、そのCGの質がどれも高く、戦場である遺跡はファンタジー溢れる場面でのCGやワイヤーアクションの戦闘はいつもの都市部での闘いとは違いミスマッチさが無かった。
蛇崩猛竜の腕切りとかアレの後だったからショックが大きかった。「お前もか」と。

『フジTVのアニメランキング』
年代別ランキングも公開されたのだが、
「10代が選ぶ名勝負20位:矢吹VS力石」
「10代が選ぶ好きな女性アニメキャラ14位:如月ハニー
「10代が選ぶ好きな女性アニメキャラ20位:メーテル
「10代が選ぶ好きな女性アニメキャラ3位:朝倉南」
という衝撃の事実に目玉が飛び出そうになった。
チョイスがオッサンすぎるだろ…。
朝倉南が3位だと、現在放送しているアニメは全部敗北だ!

好きなアニマルキャラランキングでイナカッペ大将の「にゃんこ先生」が全世代的に上位に上がっていたが、後日。「そのにゃんこ先生ってイナカッペ大将じゃなくて夏目友人帳じゃね?」という意見を読んでハッとした。そんな気がする…。

映画

『心霊写真部』
ジョニーロジャー作品なのに内容がちゃんと作られていて、出演者の演技力も高い。
ホラーなのに怖くないが面白い映画。
この時期になると、ネットで無料放送されるので嬉しい。

ラピュタ
ツイッターサーバーや2chの実況スレサーバーの負荷テストとして近年は存在している映画。

*1:そうゆう主人公って珍しい

*2:4話と5話では脚本家違います

*3:某匿名掲示板だと、サバゲ普及を願うサバゲファンとアニメとして見たい未サバゲファンの戦いが凄かった