タオルケットをもう一度3(リメイク版)

「三度の飯より鬱展開!!」が口癖の私は、ネット上を徘徊しては、常に「助けようとしていた妹に嬲り殺しにあう主人公」の話は無いか「幼馴染が集団レイプにあって学園を炎上させる」話は無いか。周囲に目を配らせていた所、とある某所より、
タオルケットをもう一度は作者の悪意が充満している」という絶賛コメントを見つけ、早速RPGツクールによって製作されたかなしみホッチキスさんの「タオルケットをもう一度3」(3となっているがこれが第一作。第二作が2となり第三作が1となる)をプレイした。
あらすじは「猫が作った魔法の本の力によって小さくなってしまった主人公と妹が地球を征服しようとするキセチュー星人と戦うほのぼの系RPG。絵柄はマザーっぽい」
GBAにありそうな正統派のRPGで、凝った戦闘システムもなく。ストーリーの所々にブラックユーモアが散りばめられている(武器が鈍器や刃物だったり、死に方が怪死ばかりだったり)ちょっと癖のあるゲームだった。プレイ時間は7時間ほどで全面クリアー。
しかし、私自身上記の「悪意が満ちている」というコメントせざるを得ない箇所は無く。これは私が鬱展開に強くなったのか、はたまたコメントを残した人間が思春期の処女だったのか分からなかった。
そして、第二作「タオルケットをもう一度2」をダウンロードをしている時にプレイした人間の感想を観て気づく。
「3はほのぼのしていたが2が予想外でした」
「2の後に3をやったら、退屈かもしれない」
これはもしかして、「タオルケットをもう一度2」こそが真のアレなゲームなのでは?!
これから「タオルケットをもう一度2」をプレイしたいと思います。


ともあれ、「タオルケットをもう一度3」はとてもよく出来たRPGなので時間潰しや昨今の凝ったRPGにげんなりなお方は是非プレイをお勧めします。
「ぷっち」が可愛いです。
月の皇女に仕える仕官の名前が半数が酷い……。