これは戦争ではない。一方的な虐殺だ

最近は9・18事件の事ばかり考えていますよ。
あまりに考えているのでこうやって文字に起こしておきます。
9・18事件からまさか数日で団結2010事件が起こるとは思ってもいませんでしたね。
「団結2010事件」とは僕が勝手に命名したんですけど。事の内容は、アイドルマスターには自己紹介曲として「団結」という曲があります。おにゃんこクラブで言う「会員番号の唄」みたいな、一人一人が自分を紹介するパートを歌っていくメドレー曲。
アイマスファンにはネタ的にも内容的にもその「団結」という曲は好かれていました。
そして、アイドルマスター2の発表があり、新キャラとして貴音・響の二人が参加したので団結も二人のパートを取り入れた新たな曲「団結2010」を作ろうと言うくだりになりまして。
先日その曲の入ったCDが発売されたのですが……。
『響・貴音』追加され、個人的には二人の様子がよく表現できていると思った。(貴音がもっとぶっ飛んだ事を言ってくれても良かったが……)
『春香・やよい・伊織・千早・真・あずさ』の歌詞は変化無し。
『亜美・真美』が前回では一人分だったが今回では別れて紹介。真美「彼氏も人気も欲しいけれど」亜美「ロリコン人気大確定!」辺りはかなり悪乗りしている。「大人びた」というより「小ずるくなった」感を覚えた(まぁ、それは9・18事件からの影響からかもしれんが)
『雪歩』「男の人が大好きです。あっ、今のはお茶の間違いです」えーと、何処の世界に「男の人」と「お茶」を言い間違える人間がいるんだ?! まぁ、声優さんが代わったのだから、歌詞も変えようと思ったのならばそれは許そう。ただ、ジュピターを出す事が分かっている時点で「男の人が大好きです」はアカンだろ。それともなんだ、ジュピターはTGSで大絶賛・大肯定されるとでも思ったのか?ディレクターさんよぉ。
『美希』「15歳だから結婚できるよ」もはや、高校生が書いたラノベに登場するバカキャラだってそんな事言わないよ。前作団結では「14歳なのほんとだよ」の歌詞が一年後を描いたアイドルマスター2で言うのはおかしいという判断だと思われるが。そこはしれっと「15歳なのほんとだよ」なり「15歳になったよほんとうだよ」等にはぐらかせよ!全部変えて、美希をエロバカキャラに落とすなよ。
『律子』アイドルマスター2の世界観のうえでの唄ですので、律っちゃんはアイドルではなくプロデューサーとして自身を紹介します。悪くない歌詞かな。律っちゃんをプロデュースできない現実が目の前を過ぎるけど。
そんな歌詞が変わったメンバーと変わらなかったメンバーの差が全く分かりませんが。
この曲の最大のデメリットは前作から変わっていないラスト「一致団結!団結!時に衝突!後腐れないように。とりあえず円満!円満!すべて相談!つまらないことでも。みんなまとめてみんなまとめてみんなまとめてアイドルマスター」の部分を聴くたびに。
「でも、4人はプロデュース不可キャラなんだ。団結とか歌っているけどAKB商法で曲のセンターを狙った阿漕な醜い戦いにお前は身を投じるサダメなんだ」と聴いている自分達が思ってしまう点。
聴いている人間がバンナムとは団結出来ない気持ちになってしまう現状を皮肉った悲しい歌になってしまった。
自分はこの曲を聴いた時心の中で叫んだ。
「どうしてこうなった!!」

そんな気持ちにさせる事件が短時間でまた起こる。
過去に「アイマスファンはよく調教された愚民だ。奴らはバカだからDLCにバンバン金を落とす」とよく野次を飛ばされたが、当のアイマス民は「それは変態紳士だからさ」と何故か誇らしげに笑っていた。それをみた製作陣が「アイマス民は耐久度が高い」とでも勘違いしてしまったのか。アイマス民への製作陣からの爆撃は止まる事を知らない。すでに焦土と化した野原になお爆撃を繰り返して野原の原型を壊したいのか。それとも、アイマス民は四肢をもぎ頭骨をピンクの脳漿が飛び散るまで砕いてもT-1000のように肉片どもが互いに引かれ合って元の身体に戻るとでも思っているのだろうか。
事件を記そう。
いろいろあってアイマスラジオによる爆撃が起きた。それは人によっては爆撃ではあったが、アイマスラジオがTGS前に収録された可能性もある為に、出演者の行動に問題があろうとも仕方ないという判断もあった。もちろんアイマス民は一枚岩では無いので、一部では登場した声優さんへの批判がネット上に展開された事も事実である。
だからこそ、ニコニコ動画でもアイマス本スレでも「声優さんは悪くない。あれはお仕事だった。真の悪はこの大虐殺を思いついた人間だ!罪を憎んで人を憎まず、されど、彼奴(もちろん声優さんではない)は人にあらず!!」と暴走する人を止める場面が多々あった。
大多数は理解していた。この元凶を作った人間が悪い。まだ時間はある、とっとと、仕様を変えて4人の復活・オン対戦復活・AKB商法の廃止(4番目にジュピターの有無になるが、存在を確定してしまった現在。明日から「やっぱ無し。出ないよ」と言われても頭に焼きついた知識は消せない)を求めていた。
しかし、公式はこう答えた。(公式ブログより抜粋)

最後に、大切なお願いがございます。



一部の方による、出演声優様への「誹謗中傷の書き込み」等が、ネット上にて見受けられます。
出演者の皆様に、ご迷惑をお掛けするような行為は止めて頂けます様、何卒、お願い致します。

ど、どうしてこうなった……。

こんなにネット上が荒れ狂っているのに。
知り合いのアイマスに何の興味も無い友人や後輩が「大変な目にあっているな」「先輩、アイマス終わっちゃうよ」ってメールをくれているぐらい世間では意外と騒動が認知されているに。
お前ら公式が言う言葉はそれだけかい!!


アイドルマスター2では「団結」がテーマらしい。
どうやら製作陣の目論見は見事に達成したようだよ。
随分ファンは団結してきた。彼奴を憎むと言う事でな!!



と、まぁ思いのたけを人に憎まれない程度に書いてみました。


この事件どこに降り立つんでしょうね。
今日、上司に「オレの好きなアイドル行ってみ?」質問されて、「えーと、あずささんでしょ。後、律っちゃん。それで千早……だっけ?」と答えると。「あずさ、律子、伊織だよ!!誰もプロデュース出来ネーだろ!!」と怒られました。コイツは地獄だ。
自分もその地獄の釜の中にいるんですけど……。